清原和博氏 大谷翔平バースデー翌日の西武・松坂引退に「時代の移り変わり。さみしい」

2002年の日本シリーズで激突した清原氏(左)と松坂

元プロ野球選手の清原和博氏(53)が10日、関西テレビで生中継された「阪神対巨人戦」(甲子園)で解説者として出演。引退を発表した西武・松坂大輔投手に惜別エールを送った。

報道で知ったという清原氏は、引退発覚がエンゼルス・大谷翔平投手の誕生日(5日)の翌日だったことに触れ「なんとも言えない時代の移り変わりと言うのか…。自分と魂を削り合った選手。去年は藤川(球児)が引退し、今年は松坂投手が引退し、と。ほんとにさみしい思いですね」と言葉を紡いだ。

松坂とは2002年、10月の日本シリーズ初戦で対決。2本の本塁打を東京ドームのスタンドに運んだが、清原氏は「松坂投手はいつも真っ向勝負なんですよね。この時、全身の血管が切れたんじゃないかというくらい。そんな感じでした。バットに当たった瞬間に松坂投手のボールの威力がすごくて、それに負けないように振りましたね」と回想した。

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