三浦瑠麗氏が4回目の緊急事態宣言に理解不能?「もはや何が指針なのかわからない」

三浦瑠麗氏

国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)が12日、ツイッターを更新。改めて、本日からスタートする4回目の緊急事態宣言に疑問の声を上げた。

今回の緊急事態宣言について批判的だった三浦氏は「オリンピックは、実は東京の人流がむしろ例年必ず減る期間(夏休みによる通勤通学等の数%減少)に行われる。有観客開催が生み出す増分といってこいで+-ゼロあるいはマイナスの可能性すらある」と不安視される人流についても増えることはない」と指摘した上で「心理的効果による全国の人流増を心配する分科会の意向によって、東京に緊急事態宣言が出されるという謎」と首をかしげた。

さらに「緊急事態宣言で飲食店はじめ人々に我慢を強いるからという理由で、いままで積み上げたシミュレーションを全てちゃぶ台返しする無観客に。政府は『人流が感染の増加率に効くのではないか?』という推論から、人流を通常レベルにとどめるとしていたはずだが?…もはや何が指針なのかわからない」と、これまでの努力を無駄にしてしまった政府の手法は理解不能だとした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社