2021年7月7日にジープのブラジル部門は2021年後半にも発売予定の新型コマンダーのティザー映像をYouTube上で公開した。コマンダーは日本でも2006年〜09年まで発売されていた3列シートSUVで、じつに10年以上ぶりの新型モデルとなる。現時点では日本市場への導入は明らかにされていないが、今回は今わかっている新型コマンダーの情報をご紹介する。
先代コマンダーは日本で苦戦! SUV人気の今ならヒットなるか!?
ジープ コマンダーは2006年に北米で発売されたジープブランドのフラッグシップモデルである。日本にも2006年〜3年間正規輸入されたモデルであったが、700万円以上という高価格帯。そして搭載するエンジンは5.7リッターV8という大排気量モデルとあって、維持費の高さから輸入台数も少なかったモデルである。
2021年7月12日現在の中古車価格は100万円台〜250万円程度と、年式の割に高値で取引されているのだった。
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新型コマンダーの内装に注目! フル液晶メーターなど最新装備満載
新型コマンダーは2021年後半に発売されるとアナウンスされている。今回YouTube上で公開されたのは、内外装デザイン。それもティザー映像のため、その姿を正確に確認することはできない状況である。
シフトはレバー式を採用! 大型サンルーフ仕様もアリ
現段階で判明しているのは先代モデルと同様に新型コマンダーも3列シートを備えること。おそらくグレード別設定となる見込みだが、大型のサンルーフが装備されるという。
そして2021年中に日本で発売される予定の新型グランドチェロキーのシフトはボタン式となっているのに対して、新型コマンダーのシフトは一般的なレバータイプとなる。
ちなみにフロントシート間に設置されているアームレストにはJeep 1941と書かれるロゴが刻印される。そしてメーターはフル液晶タイプとなりそうだ。
絶好調のジープブランド! 新型コマンダー日本導入も期待大
2021年後半に発売予定とあり、日本への導入は今のところ不明である。だが、ジープブランドを展開するFCAはラングラーやレネゲードといったすべてのモデルが好調なセールスを記録している。
他にも同じく3列シートを備えるSUVとして、新型グランドワゴニア登場も控えている状況である。サイズが大きいだけに日本導入はどちらも未定ながら、に新型コマンダーの日本発売にも期待したいことろだ。
【筆者:MOTA編集部】