【欧州選手権】優勝・イタリア代表ボヌッチのコーラがぶ飲みが波紋 C・ロナウド&ポグバへの”挑発”か

レオナルド・ボヌッチ(ロイター)

サッカー欧州選手権で優勝したイタリア代表のDFレオナルド・ボヌッチ(34=ユベントス)が試合後の会見で見せた〝パフォーマンス〟が大きな波紋を呼んでいる。

ボヌッチは優勝を決めたイングランド戦後の会見に出席した際に、大会公式スポンサー飲料のコカコーラとハイネケンを交互にがぶ飲みするパフォーマンスを見せた。

この様子を各国メディアが大々的に報道。スペインメディア「レビスタラリーガ」は「ユーロ決勝でイタリア代表のボヌッチが試合後の記者会見で面白いジェスチャーをした。ボヌッチはコカコーラとハイネケンを会見で手にし、両方の飲み物を飲んだ。このジェスチャーは、間違いなくFWクリスチアーノ・ロナウド(36=ユベントス)とMFポール・ポグバ(28=マンチェスター・ユナイテッド)への一種の挑発だった」と指摘した。

ポルトガル代表のロナウドは今大会のハンガリー戦前の会見で、目の前に置かれていた2本のコカコーラのボトルをどかして、水が入ったペットボトルを手にして「水!」と要求。普段からストイックなロナウドがコーラを飲むことを〝拒否〟したことが話題になり、一時同社の株が暴落するなど大きな波紋を呼んだ。
一方ハイネケンに関しては、ポグバがドイツ戦後に同じく目の前に置かれていたハイネケンの瓶を足元に置いてから会見に臨んだことが話題に。その際に置かれていたのはノンアルコールビールだったが、禁酒を重んじる敬虔なイスラム教徒のポグバはアルコール入りと考えて視界から外したとみられている。

今回のボヌッチのパフォーマンスはこの2人の行動を揶揄したものとみられ、今後波紋が広がりそうだ。

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