【東京五輪】なでしこ北村が自身の成長を告白「数値はだいぶ伸びている」

北村菜々美

東京五輪に臨むサッカー女子のなでしこジャパンMF北村菜々美(21=日テレ)が本番を前に急成長している。

12日、リモート取材に応じた北村はリハビリも終わり、チーム練習にも合流。「体力とボールタッチの部分で差が出ているので早く元に戻さないといけないなと思っています」とし、国際親善試合オーストラリア戦(14日、京都)に向けて「サイドバックなので縦に突破されたくないのと(マッチアップする相手の)スピードを確認して間合いを考えている」と意気込みを語った。

そんな北村は五輪を目前に控える中、自身の進化を口にした。「スピードはあまり変わっていなくてバウンティング(ジャンプトレーニング)の数値はだいぶ伸びています。個人的にトレーニングしているわけではなく(前所属の)C大阪で週1回ジャンプの練習をしていたので、そのおかげかも…」

実際に、数値が伸びたことによって空中戦で相手に競り勝つ場面が増えているとし「自分ではそう(トレーニングの成果と)感じています」。まだまだ成長中の21歳。今年4月にA代表デビューを果たしたばかりで3試合しか経験はないものの、東京五輪ではさらに成長した姿を見せてくれるはずだ。

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