【東京五輪】バッハ会長の広島訪問 カープ女子もNG「なんで今?」

バッハ会長の広島訪問への反発が強まっている(代表撮影)

国際オリンピック委員会(IOC)の〝ぼったくり男爵〟ことトーマス・バッハ会長(67)の広島訪問に対し、国内では依然として反発が強まっている。

かねてバッハ会長は「オリンピック休戦決議」が始まる16日に広島を訪問する予定で調整中。組織委の橋本聖子会長(56)は「平和の尊さを国内外に伝えていただければありがたい」と後押し、広島県の湯崎英彦知事(55)も「世界に平和を訴える意義がある」と歓迎しているが、広島県内からは反対の声が多い。すでに一部の市民団体はバッハ会長の広島入りを阻止すべく抗議運動を予定していると言われ、10日にバッハ会長の宿泊ホテル前で行われた抗議デモにはSNS上で多くの広島県民が賛同の意を表している。

また、広島カープを愛する〝カープ女子〟からもNGが出た。30代女性は「平和について考えるのはいいと思いますが、なんで今なの?って思う。県外への移動は自粛なのに、この時期にわざわざ来る意味が分からない」と疑問視している。

訪問の日が徐々に迫っているが、果たしてどう出るか。

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