東京五輪サッカー男子代表は12日の国際親善試合ホンジュラス戦(ヨドコウ)で、MF堂安律(23=PSVアイントホーフェン)が10番を背負って3試合連続ゴールを決めた。
1点を先制した日本は、前半40分に左サイドからの攻撃でFW林大地(24=鳥栖)がポストプレーで落とし、最後は堂安が冷静に決めきった。
堂安はU―24日本代表で初めて背番号10を付けてから6月5日のガーナ戦、同12日のジャマイカ戦に続いて3試合連続ゴールとなった。
ホンジュラス戦前日には「母国で五輪が開催されるのは僕が生きているいるうちにあるかどうか分からないくらい。サッカーでは世代(の年齢制限)がある中でこの年齢でプレーできて、10番を付けられるのは奇跡としか言いようがない。10番となると緊張感が増す」と栄光の背番号に対する熱い思いを語っていた堂安。期待に違わぬ活躍ぶりを見せている。