【U―24】森保監督が背番号10を堂安に決めた理由語る メンタル面の強さを高く評価

森保一監督

サッカー男子東京五輪代表の森保一監督(52)が、10番を背負うことになったMF堂安律(23=PSVアイントホーフェン)への期待を口にした。

地元開催の東京五輪で10番の大役を担うことになった堂安。11日にオンラインで取材に応じた森保監督は、背番号の決定の経緯について「選手たちとマネージャーが話をしてもらって、選手個々にいろんな思いがあるので、そういうところをつなぎながら決めていってもらった」と説明した。

そのうえで栄光の10番に決まった堂安に関して「律については、彼は非常に向上心があって、良い意味で野心がある選手。自分のためにチームのために全力で戦ってもらって、チームが大きな成果を上げる中で力を発揮してもらいたい。律は常に負けず嫌いで勝ちたい、少しでも上に行きたいという気持ちを持っている」とメンタル面の強さを高く評価。「まず自分が実践してもらって、周りにも良い刺激を与えてほしい」と大黒柱としてチームをけん引する役割も求めた。

そして「律だけではないが、この五輪で結果を出して自分の価値を上げる、日本のサッカーの価値を上げることを考えてもらいたい」と大舞台での活躍でクラブでのステップアップにつなげることに大きな期待を寄せた。

日本の10番を背負う堂安に大きな注目が集まりそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社