【UFC】マクレガーが病室から前夜の勝者を挑発する離れ業「てめえはなんにもやってねえ」

骨折によるTKO負けのマクレガーは担架で運ばれた(ロイター)

総合格闘技「UFC」の元2階級王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)が11日(日本時間12日)、病室から動画をアップし前日に敗れた相手を挑発するというまさかの行動に出た。

マクレガーは10日(同11日)の格闘技イベント「UFC264」メインでダスティン・ポワリエ(32=米国)と対戦。1月に敗れここまで1勝1敗の相手との〝完全決着戦〟だったが、1R終了間際に左足首が不自然にねじれて骨折しドクターストップによるTKO負けで再起&リベンジ戦に惨敗して世界中の話題となっていた。

その後、すねの骨折が分かり手術室に直行となったマクレガーだったが、自身のツイッターを更新し手術の成功とこれから6週間の松葉づえ生活が待っていることを報告。さらにベッドの上から撮影したと思われる動画をアップし「世界中のファンからの応援メッセージに感謝するよ。みんながショーを楽しんでくれていたのならうれしいぜ」とコメントすると、さらに対戦したポワリエに向けて「ダスティン。不正な勝利を喜ぶのは勝手だ。だが、てめえはあそこで何もやってねえぞ。もし第2ラウンドがあれば、それがすべてわかったはずだ」とまさかの挑発メッセージを送った。

その後、自らのチームに向けてさらなる戦いを誓うとともに「これまで以上に良くなって戻ってくる」と話したマクレガー。UFCのダナ・ホワイト代表は4度目の対戦を示唆していたが、次は完全決着となるか。

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