大谷翔平が「1番・投手」で球宴出場 95年野茂英雄以来の日本人2人目先発

球宴の主役は大谷だ(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)が13日(日本時間14日)にコロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われるオールスター戦でア・リーグの先発投手を務めることが12日(同13日)に発表された。「1番・投手」で出場する。

エンゼルスによると、エンゼルスの投手がオールスター戦で先発するのは、
1963年のケン・マクブライド。
1964年のディーン・チャンス。
1979年のノーラン・ライアン。
1993年のマーク・ラングストン。
2011年のジェレド・ウィーバー、に続いて6人目。エンゼルスの投手オールスター戦出場も2012年のウィーバー以来となる。

日本人選手の先発登板は1995年のナ・リーグの野茂英雄(ドジャース)以来、2人目だ。ナ・リーグはナショナルズのマックス・シャーザー投手(36)が先発する。メジャー通算182勝、サイ・ヤング賞2回の大エースと投げ合う。

大谷はファン投票でア・リーグのDH部門で選出され、選手間投票では先発投手で選ばれた。投打の同時選出は史上初で、投打のリアル「二刀流」でプレーすることが決まっていた。

今季は投手で4勝1敗、防御率3・49。打者で打率2割7分9厘、33本塁打、70打点、12盗塁。ア・リーグの6月の月間MVPに選ばれた。

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