〈動画あり〉親子連れで芸術活動  浴衣姿で祭り気分も 小林古径記念美術館 アートなマルシェ

 日本の伝統文化や芸術活動を楽しみながら学ぶイベント「アートなマルシェで学んで遊べ」が11日、上越市本城町の小林古径記念美術館で行われた。

 地域の独身男女が地域活性化や交流を図るプロジェクト「This&That」が主催。美術館前のイベントスペースに多数のブースを設営し、茶道やフラワーアレンジなどを体験。七夕にちなんで、雁木スペースに天の川をイメージした電飾を点灯したり、天の川のちぎり絵を作ったりした。

茶道体験では子どもたちがお茶をたて、もてなしの心を学んだ

 会場には多数の親子連れが訪れ、文化、芸術活動を体験。浴衣姿で祭り気分を満喫する参加者も多数いた。茶道体験をした滝澤茜音さん(有田小3年)は「友達がたてたお茶がおいしかった。お祭りは楽しい」と話していた。

 実行委員会リーダーを務めた大塩悠太郎さん(24)は「アートを楽しんでもらいたい。親子連れが多く、滞在時間が長いのがうれしい」と手応えを語った。

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