PSV・シュミット監督がU―24代表・堂安を絶賛「危険で優秀な選手」

PSVのロジャー・シュミット監督(ロイター)

オランダ1部PSVアイントホーフェンのロジャー・シュミット監督(54)は東京五輪に臨むU―24日本代表MF堂安律(22)を絶賛したと、同国メディア「VOTEBALPRIMEUR」が伝えた。

同代表で10番を背負う堂安は昨季レンタルでドイツ1部ビーレフェルトでプレーし、1部残留に貢献。同クラブは今季の残留を熱望したものの移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)を用意できず、今季は契約元となるPSVに復帰する見込みだ。

そんな中、同メディアによると、シュミット監督は「昨年とは異なり、堂安律は間もなく自由に使えるようになる。日本人はビーレフェルトに貸し出されていたが、そのプレーは印象に残っている」と、レギュラーとしてプレーした昨季の実績を高く評価した。

その上で「最終段階でうまくフィニッシュできて危険な、非常に優秀な選手だ。彼はPSVにとって優秀な選手であることを示した。私たちのシステムに合う? その通り。彼がオリンピック後に日本から戻ってきたらうれしい」と、即戦力の復帰を期待した。

堂安は12日の国際親善試合U―24ホンジュラス代表戦で2ゴールをマークし、好調ぶりをアピール。五輪後に迎える今シーズンはPSVで大暴れしてくれるはずだ。

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