DeNA連敗ストップ! 2年目左腕・坂本が最長7回1失点で3勝「冷静に勝負できた」

7回のピンチを1失点でしのいだDeNA・坂本

ハマの2年目左腕が好投した。DeNA・坂本裕哉投手(23)が13日の阪神戦(甲子園)に先発し、7回を96球、5安打1四球1失点。チームも8―2で大勝し、今季3勝目を飾った。

立ち上がりから終始安定していた。4回まで連打を許さず1安打投球。伸びのある直球を主体に要所でチェンジアップ、スライダーを組み込みながら、猛虎打線を翻弄した。7回に先頭のサンズ、佐藤輝と立て続けに二塁打を浴びて失点を許したが、慌てることなく後続を断ち切り、プロ最長となる7回を投げ切った。

左腕は「相手打線が初球から積極的に打ちにきていたので、入り球から勝負球として投げていました。一球一球意図を持ち、ランナーが出ても冷静に打者と勝負できたことが良かったです」と振り返った。

この日は打線もオースティンの19号ソロが飛び出すなど16安打8得点と大爆発。3点リードの9回二死からサヨナラ負けとなった前夜の悪夢を払拭し、連敗を4で止めた。

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