フランス1部パリ・サンジェルマンが、6月末でスペイン1部バルセロナとの契約を満了したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)の獲得を見送りそうだ。フランス紙「パリジャン」が報じた。
パリSGは、豊富な資金力をバックにバルセロナとの契約が残っていた段階から世界的スーパースターを狙っていたが、契約満了後もバルセロナを上回る条件でアタックしていたと報じられていた。そんな中、正式発表には至っていないが、メッシはバルセロナと2023年6月30日までの契約延長に合意したとみられており、パリSGは最終的に撤退を選んだという。
優勝を果たした南米選手権を終え、3週間のオフに入っているメッシ。パリSGへの選択肢がゼロに近くなったとはいえ、バルセロナはスペインリーグから今季のサラリーキャップ超過が指摘されており、選手登録ができない可能性もある。メッシの巨額サラリーをまかなえるクラブは数えるほどだけに、まだ波乱要素は完全になくなったわけではない。