麻木久仁子氏が尾身会長の〝行動制限だけに頼る時代は終わり〟発言に「1年前にいうべき」

麻木久仁子氏

タレントでエッセイストの麻木久仁子氏(58)が15日、ツイッターで尾身茂氏の「行動制限だけに頼る時代は終わり」という発言に言及した。

新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長は15日、参院内閣委員会の閉鎖審査の中で「人々が緊急事態に慣れ、飲食店ももう限界だの声も聞こえる中で、人々の行動制限だけに頼る時代はもう終わりつつある」と自身の認識を示し、科学技術を駆使して感染拡大を抑えるべきだとする考えを示した。

この報道を受けて麻木氏は「本当におっしゃる通りだと思いますが、これ、1年前にいうべきだったのではないでしょうか。そうすればもっと伸び伸びと五輪ができた可能性は高いと思います」と尾身氏の提言に賛同しつつ、遅きに失したという見方も示した。

その一方で「物事には『言うべきこと』と、『言うべき時』があります。時を逸しては、その内容も色褪せると言うもの。まあ今からでもやるべきなのは変わりなく、やっと提言してくださったことにホッとしてもいますが」と時機を逸したとはいえ、尾身氏の提言に安どした様子だ。

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