【サマンサタバサ・カップ】渋野日向子「久しぶりなので楽しみ」3か月半ぶりに国内ツアー参戦

オンラインで会見した渋野(大会提供)

国内女子ゴルフの「GMOサマンサタバサ・グローバル・カップ」(16日開幕、茨城・イーグルポイントGC)で約3か月半ぶりに日本ツアー復帰戦となる渋野日向子(22=サントリー)が15日に記者会見し、自身の成長を明かした。

米ツアーに参戦していた渋野は久しぶりの国内戦。この日はプロアマ戦で元賞金女王の古閑美保さん(38)らとラウンドした。「久しぶりなので楽しみな気持ち。(米国からの帰国語)2週間の隔離であまり練習もできていない。自分に期待しないでできるかなと思っています」と笑顔を見せた。

その隔離期間については「実家にこもっていました。ご飯食べて(岡山名産の)シャインマスカットを食べ、しっかり太りました」と話していたが、メジャー3試合など戦った米国で確かな手応えをつかんだという。「結果はいいものではなかったですが、いろいろな経験もできましたし、3か月前に日本でやった試合に比べたらショットの精度が上がったのを実感している」と語った。

また、プレー面だけではなく、メンタル面の進化も強調した。「自分の失敗にイラっとすることが多いけど、それを許せる自分を見つけられたので気持ちは変わってきている」した上で「全米女子プロ」では、予選通過にあと1打という状況から決勝に進んだことを挙げて「全米女子プロで残り2ホールで3つ伸ばせた。最後まで諦めなかった。新しい一歩を感じている」とした。

今大会に向けては「とにかく予選を通過したい。米国でやって、いろいろ発見したので、ちょっとずつ試していければいければいいかな」と意気込みを語っていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社