【サマンサタバサ・カップ】五輪代表の稲見萌寧が服部コーチと初顔合わせ「私の現状を伝えた」

プロアマ戦を戦った稲見(大会提供)

国内女子ゴルフの「GMOサマンサタバサ・グローバル・カップ」(16日開幕、茨城・イーグルポイントGC)に臨む東京五輪代表の稲見萌寧(21=都築電気)がリモート会見に臨み、同代表の服部道子コーチ(52)と会談したことを明かした。

前週「ニッポンハムレディス」で3戦ぶりに予選を通過。不振から抜け出しつつある稲見は「ショット自体はだいぶましになっていて、パターが入るか入らないかでかみ合うか合わないかという感じ」とし「毎年この大会は伸ばし合いなので、毎日60台を出さないと勝てない」と意気込みを語った。

この日、プロアマ戦を戦った稲見は五輪に向けてゴルフ女子代表の服部コーチとも会談したという。「直接お話しするのは初めて。五輪でご一緒させてもらうので、お互いのことを知っておく上で会話しました。私の現状、状況を伝えたり、それについての改善策とか話しました」とし、初顔合わせを済ませたという。

また、24、25日には東京五輪の会場となる埼玉・霞ヶ関CCで練習ラウンドする予定で「服部コーチも合流すると聞きました。コース情報? おおまかに教えてくれました。グリーンの傾斜がきついとか…。まずは今の自分が修正しているところをやり切ろうというイメージだけですね」と話していた。

23日の開会式については「緊急事態宣言も出ていて、こういう状況なので(出席は)厳しいかなと思う」と話していたが、今大会で本来の調子を取り戻し、五輪への準備を整えるはずだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社