【U―24】久保が森保ジャパンに〝スペイン情報〟を指南

オンラインで取材に応じた久保

森保ジャパンが目標とする金メダル獲得のカギは、MF久保建英(20=レアル・マドリード)による〝スペイン情報〟だ。

久保はスペイン1部の名門バルセロナの下部組織で育ち、現在はレアル・マドリードに所属したうえでレンタル先で2シーズンにわたって同国リーグでプレーしている。

そんな縁の深いスペインについて15日にオンラインで取材に応じた久保は今大会の「優勝候補筆頭だと思う」と指摘。今回のメンバーではA代表経験者も多数そろえており、豪華メンバーはまさに日本にとって最大のライバルとなる。

日本が目標とする金メダル獲得へ最強の敵の攻略が必要になるが、そこで大きな武器になるのがスペイン通の久保が持つ〝生きた情報〟。今回のメンバーにはバルセロナ時代にともにプレーしたDFエリック・ガルシアや、レアル・マドリードで同僚のMFマルコ・アセンシオ、MFダニ・セバジョスなどがおり、他にも対戦経験のある選手が多数いる。

スペイン対策について久保は「僕よりも分析担当の方など見えている人がいる。選手間での共有というより基本的に映像に集中して、僕が伝えるよりも理にかなっている」としたうえで「必要だと思えば、僕も『この選手いい選手だぞ』ということは答えられる範囲で答えるようにしている」。チーム内で自身が持つ情報も積極的に伝えていることを明かした。

〝久保情報〟をどのように生かすかが、難敵と対戦した際には撃破のカギとなりそうだ。

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