【フレッシュ球宴】イースタン選抜が3―1で勝利! 三木監督は「素晴らしい」連発

三木肇監督

感嘆の声が止まらない! 楽天の三木肇二軍監督(44)が15日に、フレッシュオールスター(松山)のイースタン・リーグ代表監督を務め、3―1で見事勝利に導いた。

試合後には「貴重な1日でしたし『全国のファンの方々にしっかりアピールしてください』というところで思い切ってプレーしてもらいました」と、戦前に選手たちに伝えた言葉を明かした三木監督だったが、まさにその言葉通り、ホープたちが好守で躍動した。

打っては3回にヤクルト・内山壮が中日・森から左翼へのソロアーチを描くと、これが貴重な先制点。三木監督は「素晴らしいですね。高卒1年生で、坊っちゃんスタジアムも立派な球場で、広いところでね、素晴らしいホームランだったと思います」と手放しで褒めた。8回に決勝の適時三塁打を放ったロッテ・小川に対しても「途中出場というところで数少ない打席でしたが、しっかり捉えて素晴らしい打撃だったと思います」と、これまた絶賛した。

賛辞の言葉は止まらない。守っては日本ハム・万波が、8回一死一塁の場面で、中日・土田の放った右前打をすぐさま捕球すると、三塁へ「ストライク送球」。一走のオリックス・宜保はタッチアウトとなり、球場を沸かせた。これには指揮官もニンマリ。「あの~、素晴らしい素晴らしいばっかりですけど…(笑い)。非常に万波選手のレーザービームは素晴らしい、見てて感動しました」と、この日3度目となる「素晴らしい」が飛び出した。

晴れの日に好守で奮闘した期待の若手選手たちが、次に目指すは一軍の大舞台だ。

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