食べるビー玉!香港スイーツ・九龍球(クーロンキュウ)の作り方

食べるビー玉!香港スイーツ・九龍球(クーロンキュウ)の作り方

夏に食べたい!見た目もかわいい九龍球

香港生まれのかわいいおやつ、九龍球(クーロンキュウ)。 今回は、夏にぴったりの九龍球のレシピとアレンジ方法をご紹介。 シロップやサイダーを注いで食べれば、ひんやりつるんと喉越しも抜群です!

九龍球(クーロンキュウ)とは

九龍球とは、寒天ゼリーにフルーツなどを閉じ込めて丸く固めたスイーツ。 透明な球体からフルーツが透ける様はまるでビー玉のようで、映えるデザートとしても人気なんです♪

九龍球のレシピ(丸型製氷器1台分)

シロップを作る

材料

  • 水…150g
  • はちみつ…10g
  • 砂糖…25g
  • レモン汁…3g

作り方

1. 材料を手鍋に入れ、沸騰したら火を止めて冷やしておく。

九龍球を作る

材料

  • 水(☆)…200g
  • 砂糖(☆)…30g
  • 粉寒天(☆)…3g
  • レモン汁…5g
  • お好きなフルーツ…適量

下準備

  • フルーツは製氷器の大きさを考慮し、カットしておく。
  • 製氷器を水でぬらしておく。

作り方

1. ☆の材料を手鍋に入れ、中火にかける。

2. 沸騰したら弱火にし、2分間しっかり混ぜて寒天を溶かす。

完全に溶けたら火を止め、レモン汁を入れる。

3. 火を止めたら、50℃になるまでそのまま冷ます。

*急ぐ場合は、鍋底に水を当てて冷ましてください。

4. 寒天液を製氷器の受け皿の半分まで注いだら、フルーツを入れる。

5. 上からまた寒天液を注ぎ、受け皿がいっぱいになったらフタをしっかりとはめる。

6. フタの小さな穴から残りの寒天液を注ぎ入れ、冷蔵庫で30分間以上冷やし固める。

*作りやすい分量にするため、寒天液は少し余ります。別の容器に入れて味見用にしてください。

7. 製氷器から中身を取り出し、器に入れる。

8. シロップを注ぎ入れたら完成。

見た目にも涼しげで、コロンとかわいらしい九龍球の出来上がりです! 「夏にぴったり♪九龍球」の詳しいレシピページはこちら。

https://recipe.cotta.jp/recipe.php

きれいに仕上げる3つのポイント

工程自体は簡単な九龍球。 きれいに作るポイントは、寒天と球体製氷器の扱い方です。

1.レモン汁は寒天が溶けてから加える

寒天は、酸の強いものと一緒に煮ると固まらないという性質があります。 下の画像は、最初からレモン汁を入れてしまったもの。

レモン汁は、必ず寒天が完全に溶けてから入れましょう。

2.寒天液の温度に気をつける

寒天は常温で固まってしまうため、放置しすぎると注ぎ入れる際にスムーズに作業できません。 また、初めに流し込んだ寒天液と、フタをしてから注ぎ入れた寒天液の温度が違いすぎると、写真のように固めた後に剥がれてしまうことも。

後から注ぎ入れる寒天液を再度火にかけて少し熱めにしておくと、下の層としっかり密着してくれます。

3.フタの穴から寒天液を流し入れるときはコルネを使う

球体製氷器の穴はとても小さいため、鍋や計量カップから直接注ぎ入れるのが困難。コルネなど、先の尖ったものを使うと作業がスムーズです。 フリーザーバッグなどをカットしてコルネにすると、適度な柔軟性と厚みがあり、使いやすくて◎

アレンジして楽しもう

寒天液にさまざまなフルーツを閉じ込めて楽しむ九龍球。 寒天液やシロップをアレンジしても楽しめます♪

牛乳やカルピスでアレンジ

寒天液の水を牛乳に置き換えて、牛乳寒天に。 中に刻んだフルーツを入れたら、とってもかわいい仕上がり♪ 子どもが大好きなカルピスでも作るのもおすすめ! フルーツとの相性も抜群です。

フレーバーシロップやかき氷シロップでアレンジ

レシピではレモン汁を使いましたが、お好きなシロップで味や香りを付けてみるのはいかがでしょう。 モナンのローズシロップやストロベリーシロップ、バニラシロップなどはほんのり色付き、味も◎

かき氷シロップを活用するのもgood! 水170gとかき氷シロップ30gで、カラフルな寒天液が出来上がります。

シロップもアレンジ

シロップのレシピにお好きな香料を混ぜ、オリジナルシロップにしても♪ 今回はシロップのレシピも載せましたが、サイダーや缶詰めのシロップを使えばもっと手軽。

冷たい九龍球は夏のおやつにぴったり

簡単にできて、夏のおやつやパーティーにもぴったりの九龍球のレシピをご紹介しました。 アレンジ次第でオリジナルの九龍球も楽しめるので、ぜひ作ってみてくださいね!

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