【オールスター】“代役” 西武・山川 ホームランダービー決勝進出! 佐藤輝、山田を粉砕

快音を連発した西武・山川

本拠地で貫禄の〝どすこい〟だ。西武・山川穂高内野手(29)が「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦(16日、メットライフ)の試合開始前に行われたホームランダービーに参加。当初、出場予定だったロッテ・マーティンの代役としての出場だったが、1、2回戦を勝ち上がり、17日の第2戦前に行われる決勝進出を決めた。

2分間の制限時間でのサク越え競争。1回戦は阪神の怪物新人・佐藤輝との対決だった。山川はチームメートの源田を打撃投手に従え、9本のアーチを放ち、4本に終わったルーキーに快勝した。

2回戦ではオリックス・杉本を1回戦で下して勝ち上がってきたヤクルト・山田と対戦。先攻・山田の5本に対し、6本を放って逆転。この日の1、2回戦で最速となる169キロの打球速度も披露し、決勝進出を決めた。

これまでもホームランダービーに出場経験はあるが「優勝」はまだナシ。「いつも出て1回戦負けだったので、今日はよかったです。これに出てまだ優勝したことないので、明日も打てるように頑張りたい」と〝タイトル獲得〟へヤル気満々だった。

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