【サマンサタバサ・カップ】渋野日向子 46位発進も巻き返しのイメージばっちり

初日は1アンダーの46位につけた渋野

国内女子ゴルフの「GMOサマンサタバサ・グローバルカップ」初日(16日、茨城・イーグルポイントGC=パー72)、米ツアーから約3か月ぶりの国内復帰となった渋野日向子(22=サントリー)は3バーディー、2ボギーの71で回り、1アンダーの46位につけた。

まだ初日とはいえ首位と8打差をつけられたが、渋野の表情は明るかった。「最後まで楽しめたし、内容的にもショットの精度、特にアイアンの縦距離が合ってきたし、危ない方に外すこともなかった。スコアの割には納得いくゴルフができた」と振り返った。米国から帰国後、2週間の隔離期間を経てコースでラウンドしたのは、15日のプロアマ戦だけ。〝突貫工事〟で臨んだ状態を感じさせなかった。

6番まで3つスコアを伸ばしたが、そこから2ボギー。8番パー5はバンカーからの2打目をアゴに当ててのボギーで、最終18番パー4は4メートルのチャンスだったが、入れたい気持ちが強すぎてパンチが入るミスで3パットと原因ははっきりしており、2日目以降の巻き返しのイメージは鮮明だ。「明日のピンポジによるけど、攻める所もうちょっと攻めていけたらいいんじゃないかと思った。そこのメリハリを今日以上にできるようにしたい」とチャージを誓った。

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