大砲が足で魅せた。巨人の主砲・岡本和真内野手(25)が「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦(16日、メットライフ)で、6回に意表を突くプレーを見せた
岡本はこの回の先頭で右前打を放って出塁。二死となって広島・菊池涼の打席を迎え、初球にスチールを敢行し、間一髪のセーフとなった。ギリギリのタイミングに、Gの大砲もベース上で両手を広げ、うっすら笑みを浮かべてしたり顔。全パのベンチで見守ったソフトバンク・甲斐もマスク越しに笑みを浮かべて驚いた様子だった。
7年目の岡本はプロ通算10盗塁。いまや球界を代表するスラッガーとなった25歳は、祭典の楽しませ方を知っている。