「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦(16日、メットライフ)で初出場の、巨人の守護神・ビエイラが、163キロ直球を連発し球場がどよめかせた。
同点の8回に登板したビエイラは思い切り腕を振った。いきなりロッテ・レアードへの初球163キロの表示に球場を沸かすと、最後も163キロ直球で空振り三振にしとめた。
続く楽天・島内には、163キロを中前打とされたが、オリックス・杉本を161キロ直球で空振り三振。西武・山川を159キロ直球で遊飛に仕留めた。
1回無失点の好投を見せたビエイラ。20年の日本シリーズでは164キロをマークしている右腕が、夢舞台で持ち味を存分に発揮した。