白昼の都心で2週連続の大騒動だ。東京五輪開幕まで1週間を切った17日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)が宿泊する都内ホテル前に五輪反対派が集結。先週10日に続いて東京五輪中止を訴えるために集まったが、この日は事前に情報をキャッチした警察隊約50人がホテル前で徹底ガードし、反対派と大バトルを繰り広げた。
午後3時半、都内ホテル前に集まった反五輪の有志たちは中止を求める「手紙」を持参。バッハ会長へ「嘆願書」を届ける意志を電話でホテル側に伝えると、OKの回答を得た。しかし、待ち構えていた警察に止められると、反対派の怒りが爆発。「ホテル側が認めているんだから道を開けろ!」「市民の行動を妨害するな!」と詰め寄る反対派に対し、警察は「今日は勘弁してください」となだめた。
通行人も足を止めるほどの大騒動は約30分に渡って繰り広げられた。