【GMO&サマンサカップ】2日目 大舞台への弾みとなるか 五輪代表・稲見萌寧が5位浮上 

稲見萌寧

国内女子ゴルフの「GMO&サマンサカップ」2日目(17日、茨城・イーグルポイントGC=パー72)、東京五輪代表の稲見萌寧(21=都築電気)が、5バーディー、ノーボギーの67で回り、通算9アンダーの5位に浮上した。

初日に続くボギーフリーのラウンドで優勝争いに絡んできた稲見に満足感はなかった。「昨日よりはショットがついてる回数があったけど、なかなかそのラインがうまく読み切れなくて、もったいないホールが何個かあったかなという感じです。最後の18番もそうですし、ああいう(惜しい)感じが5、6個あったなと思います」。もっと伸ばせていたゴルフだったからだ。

この調子なら、首位と4打差で迎える最終日は十分射程圏。今年6勝目を挙げれば、東京五輪へも弾みがつく。それでも「あまりトップといくつかは気にしてなくて、自分の課題としてることをやり切るのが一番の目標にしていて、そこで少しでもスコアを伸ばしていけたらいいなという感じなので」と、あくまで自然体だった。

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