東京五輪サッカー男子代表のＭＦ堂安律（２３＝ＰＳＶアイントホーフェン）が、１７日に行われたスペイン戦（ノエスタ）で鮮烈な先制ゴールを奪った。
日本は優勝候補と目されるスペインを相手に序盤から押される苦しい展開となったが守備陣が懸命のプレーで守ると、０―０で迎えた前半４２分に歓喜の瞬間が訪れた。
ＭＦ久保建英（２０＝レアル・マドリード）が左サイドを見事なドリブルで突破すると、中央へクロスを入れる。これに反応した堂安が左足を一閃。強烈なシュートはスペインＡ代表でもレギュラーを務めるＧＫウナイ・シモンの堅守を打ち破り、ゴールネットに突き刺さった。
東京五輪で１０番を背負う堂安が４試合連続ゴールの離れ業。久保との黄金コンビで強豪スペインから先制ゴールを生み出した。
