新日本プロレス17日の東京・後楽園ホール大会で、IWGPタッグ王座を狙う田口隆祐(42)が大ハッスルした。
25日の東京ドーム大会で田口はロッキー・ロメロと組んで石森太二、エル・ファンタズモ組のIWGPジュニアタッグ王座に挑戦する。それを控えたこの日は前哨戦として「田口VS石森」「ロッキーVSファンタズモ」のシングル戦が行われた。
セミで前IWGPジュニア王者でもある石森と対戦した田口は、得意のケツ攻撃で翻ろう。最後は丸め込み合戦となったところで〝ケツだし状態〟となり、そのまま押さえ込んで3カウントを奪った。さらに試合後も追撃で生尻攻撃を行っていたところでファンタズモ、ロッキーと続けてリングインしてメインがスタートした。
こちらも互いに譲らぬ熱戦となり、ファンタズモの強烈な右の蹴りにロッキーが苦しむも最後まで耐え抜き30分時間切れ引き分け。試合後、田口がロッキーを介抱しているところにファンタズモが襲い掛かったが、オーマイアンドガーアンクルで捕獲して撃退した。マイクを持った田口は「ファンタズモはんの足、なんか入ってるんやろ?」と指摘。その上で「あんななるわけないやろ、ロッキーはんが。ドームでベルトと、そのファンタズモはんの右足の秘密、暴いてやるよってに!」と叫び拍手を浴びた。ファンタズモの足にはいったい何が入っているのか。