いじめ炎上の小山田圭吾 絵に描いた「因果応報」 続報で〝傷口〟悪化の可能性

謝罪しても炎上続く小山田圭吾

まさに「因果応報」だ。東京五輪の開会式で楽曲制作を担当するミュージシャンの小山田圭吾(52)が27年前の〝いじめ自慢〟を蒸し返され、大炎上している。

小山田は1994年1月発行の「ロッキング・オン・ジャパン」と95年8月発行の「クイック・ジャパン」で、同級生を箱に閉じ込めたり、障害のある生徒をからかったりしたことを悪びれもせず告白。それを組織委が把握せず、キャスティングしていたことがわかり、批判が殺到している。

小山田は17日に謝罪文を発表し「過去の言動に対し、自分自身でも長らく嫌悪感を抱いていたにもかかわらず、これまで自らの言葉で経緯の説明や謝罪をしてこなかったことにつきましても、とても愚かな自己保身であったと思います」などと懺悔。組織委の武藤敏郎事務総長は「本人も反省している。当初(いじめ告白を)知らなかったのは事実だが、このタイミングでもあるので引き続き支え、貢献してもらいたい」と理解を求めてはいるが…。

関係者の話を総合すると、すでに複数のメディアが小山田の周辺や過去を取材。近日中にも〝追撃弾〟が炸裂しそうな気配だ。業界関係者の話。

「問題のインタビュー記事を読む限り、掘っていけばまだまだヤバイ話が出てきそう。ある社はいじめの関連人物を特定しているそうです。新たな話が出てくるのは時間の問題でしょう」

小山田は音楽シーンのいわゆるメインストリートを歩んできたわけではない。ファンからは「今さら過去を蒸し返されてかわいそう」といった声とともに「そもそもキャラクター的に五輪オファーは受けないで欲しかった」といった指摘も聞かれる。

新たな〝爆弾〟が投下された場合、組織委はどうするつもりなのか。対応を間違えれば、本格的な機能不全に陥りかねない。

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