上原浩治氏 原監督の球宴での勝利へのこだわりに「あっぱれ!出したい」

上原浩治氏

野球評論家の張本勲氏(80)と上原浩治氏(46)が18日、「サンデーモーニング」(TBS系)にリモート出演し、16、17日に行われた日本プロ野球のオールスターについて言及した。

ヤクルトの中村悠平がオールスターでは30年ぶりの送りバントを決めれば、阪神の近本光司の敬遠四球は23年ぶりとなるなど巨人の原辰徳監督とソフトバンクの工藤公康監督が公式戦さながらの真剣勝負を見せた。

上原氏は「セリーグ、パリーグは拮抗していますね。今までパリーグのほうがって感じだったんですけど。今年はセリーグも頑張ってるなって印象です」と評価した。

司会の関口宏(78)から「今年は勝負にこだわったところが面白かったですよね」と問いかけられると「あれはルールの中でやってるわけですから。なかなか30年ぶりとかっていうサインを出すのも難しいと思いますけど。あれは原監督にあっぱれ!出したいと思います。勝負事なので、ああいうサインはどんどんやって欲しい」と話した。

張本氏も「派手さはなかったけども我々関係者は内容があるオールスターだったと思いますね。第2戦の仙台でやったゲームね。ホームチームの島内(楽天)が殊勲選手になったからね。できたような物語で非常にうれしかったですね」と満足にそうに話した。

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