高校野球の第103回全国選手権神奈川大会は18日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで3回戦が行われ、春の関東大会4強で第1シードの桐光学園が10─0の五回コールドで武相を下した。
桐光は初回から4短長打を集めて3点を先制。主将の内囿光人(3年)ら中軸が6打点と勝負強さを発揮した。今大会初先発のエース中嶋太一(同)は立ち上がりに不安定さをのぞかせたものの、4回を散発2安打無失点と好投した。
2試合連続でコールド勝ちを収めた桐光の野呂雅之監督(60)は「ことしは特色のあるチームではないが、ベースとなる野球はできた」と評価。初先発の中嶋については「夏の初戦で硬さはあった。立ち上がりについては次戦以降立て直してほしい」と注文をつけた。
桐光は20日、サーティーフォー相模原球場で行われる4回戦で東─相模原中等の勝者と対戦する。