どうしたんだ大谷翔平! 5タコ4連続三振で先輩・菊池雄星の前にも沈黙

2回二死二塁の好機で空振り三振に倒れた大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は17日(日本時間18日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打席連続三振を含む5打数無安打と振るわなかった。チームは9―4で勝った。

同じ岩手・花巻東高出身のマリナーズの菊池雄星投手(30)と今季2度目の対戦に臨んだ。前回6月5日(同6日)の対戦では第1打席の初球を捉えて中越え16号ソロを放っている。

初回、エンゼルス先頭のフレッチャーが左翼線二塁打を放って26試合連続安打をマーク。無死二塁の場面で迎えた第1打席は遊飛に倒れた。

エンゼルスは2回二死満塁からフレッチャーが中越え適時二塁打を放って先制。続いて打席に入った大谷の第2打席は154㌔の外角直球に手が出ず、空振り三振を喫した。4回二死走者なしの第3打席はスライダーでタイミングを外されて空振り三振。5回でマウンドを降りた菊池との〝花巻東対決〟は3打数無安打2三振で、今回は先輩に軍配が上がった。

7回の第4打席は2番手・スワンソンの155㌔直球に空振り三振。8回一死二塁で回ってきた第5打席も4番手・モンテロのスライダーにまたしてもバットは空を切り、今季初の4打席連続三振となった。

これで後半戦2試合は10打数1安打2打点本塁打ゼロ、6三振と打棒は湿りがち。変化球にタイミングが合わず、速球には押し込まれるシーンも目立つ。

12日(同13日)に前半戦を終えて翌日はホームランダービー、翌々日はオールスター戦に二刀流で参戦。16日(同17日)には後半戦スタートと休む間もなかっただけに疲労の蓄積があっても無理はない。早く大谷の快音が聞きたい。

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