EXIT兼近が小山田圭吾への〝人格攻撃〟に警鐘「いじめの一種になるんじゃないか」

持論を展開した兼近

お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(30)が19日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、東京五輪の開会式で楽曲制作を担当するミュージシャンの小山田圭吾の過去のいじめ自慢報道について言及した。

コメンテーターで出演した兼近は「僕自身も過去にいろんな人を傷つけて、いろんな方に迷惑をかけた。それこそ法に触れるようなことをしてしまった過去が僕自身にはあるんですけど、その都度、後悔と猛省をして『自分はこういうことをしてきた人間だ』って。過去があって今につながっているというのがあるので、やっぱり過去にしたことは永遠に背負っていく」と自責の念を込めた話した。

続けて「初めてこのことを目にした、聞いたという人は過去のことではなく今この瞬間に起こったこととして心に刻まれると思う。そのことを常に意識して反省しながら生きていって欲しいと思う」と反省を促した。

小山田氏は一連の騒動を謝罪したが、ネット上では辞任要求が過熱している。

兼近はそれらを「当然」としつつも「それ以外にこのことに関して誰かが発信したことに『擁護じゃないか』『お前はこの人をかばっているのか』『お前もこいつと一緒だな』とかそういう声が見えていて、個人の人格を攻撃するようなものもすごくある。関係のない攻撃は、いじめの一種になるんじゃないかというのを正直思っている」といじめの連鎖を危惧した。

その上で「彼のした事というのは今後も一生背負っていくことともちろんなんですけど、そのこと以外に声を上げている人たちは『自分はどうなんだろう』というのは改めて感じほしいというのもある」と真剣な表情で語った。

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