ブルージェイズ・ゲレロが後半戦3発目の31号 本塁打王争いでエンゼルス・大谷とデッドヒート続く

大谷を猛追するゲレロ(ロイター=USA TODAY Sports)

ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)が18日(日本時間19日)にバッファローでのレンジャーズとのダブルヘッダー第2試合で後半戦3発目となる31号ソロ本塁打を放ち、リーグトップのエンゼルスの大谷翔平投手(27)にこの時点で2本差に迫った。チームは10―0で大勝して4連勝。貯金6でア・リーグ東地区3位をキープしている。

6―0の2回二死無走者で相手先発の右腕フォルタネビッチの初球、外角低めのスライダーを振り切って左中間席に叩き込んだ。31号は打球速度100・2マイル(約161・2キロ)、飛距離399フィート(約121・6メートル)だった。

コロラド州デンバーで13日(同14日)に行われたオールスター戦でも豪快な本塁打を放ち、史上最年少のMVPに選ばれたゲレロは16日(同17日)のレンジャーズ戦でも2本塁打を放っており、好調をキープしている。

打率3割3分2厘。78打点は堂々のリーグトップ。大谷がこの日のマリナーズ戦の9回に34号2ランを放ってその差は3本と再び広がったが、本塁打王も射程圏内だ。史上最年少での3冠王、リーグMVPをかけて、最後まで大谷と熱い戦いを楽しませてくれそうだ。

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