立川志らく 〝いじめ自慢〟小山田圭吾を糾弾「発覚したから火消しに回っているだけ」

立川志らく

落語家の立川志らく(57)が19日、TBS系「ひるおび!」でコーネリアスの小山田圭吾(52)のいじめ過去問題を厳しく糾弾した。

志らくは「〝罪〟をつぐなっていないからいけない」と切り出し、「ミュージシャンになってからも武勇伝として(雑誌でいじめを)語っている」と指摘。ツイッターで謝罪したことには「発覚したから火消しに回っているだけ」と手厳しい。「〝罪〟を犯して捕まって〝刑〟をやりました(つぐなった)っていうならまだしも、それもない。謝っているだけじゃ世間は納得しない」とこき下ろした。

さらに、小山田を東京五輪・パラリンピックの開閉会式の制作チームのメンバーに起用した組織委員会に対しても、「謝ったから(小山田を引き続き)使いますでは、世間は済まない」と斬った。

国際弁護士の八代英輝氏も「人選する時にそれなりに調査しないのかと。師匠(志らく)が言ったように、いじめに向き合うような行動をしてこなかったのも事実だと思う」と同調。さらに、組織委に対し「今からでも(小山田の解任は)間に合うから。いじめに目をつぶって、華やかな音楽を(開閉会式の)演出のために使うのか。いじめを重大な問題と考えて、もしかしたら開会式の音楽はなくなってしまうかもしれないけど、どちらの開会式が素晴らしいか、考えたほうがいいのでは」と語った。

志らくも組織委に対し、「なんで被害者側に立たないの。(開閉会式を)音楽なしでやるか、急きょ違う音楽(ミュージシャン)をあてはめますでいいのに。なんで加害者をかばうんだろう。意味が分からない」と最後まで舌鋒が鋭かった。

MCのタレント恵俊彰は「(小山田が)どんな作品をつくったのか、どんな発言をしたのか、(組織委は)チェックしないんですかね」とまとめた。

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