小山田圭吾〝いじめ自慢〟問題に五輪組織委「開会式に向けて引き続き最後まで準備に尽くしていただきたい」

炎上中の小山田圭吾

東京五輪開会式の楽曲担当をする小山田圭吾(52)が過去に〝いじめ自慢〟していた騒動について、東京五輪・パラリンピック組織委員会が19日に改めて見解を語った。

小山田は94年1月発行の「ロッキング・オン・ジャパン」と95年8月発行の「クイック・ジャパン」で学生時代に障がいのある同級生に対するイジメを行っていたと告白。この問題が再び明るみに出たことで「過去の言動に対し、自分自身でも長らく嫌悪感を抱いていたにもかかわらず、これまで自らの言葉で経緯の説明や謝罪をしてこなかったことにつきましても、とても愚かな自己保身であったと思います」と謝罪文を公表していた。

国内からは厳しい意見が多く、開会式の楽曲担当を辞任するべきとの声もある。しかし、高谷正哲スポークスパーソンは「小山田さんご本人がイジメに関する当時の発言には後悔し、反省している」とした上で「現在では非常に高い倫理観をもって創作活動をされているクリエイターの一人であると考えております。開会式の準備における小山田氏の貢献は大変、大きなものであり、開会式に向けて引き続き最後まで準備に尽くしていただきたい」と話した。

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