「健幸」進める企業応援 小林市が認定制度創設

 小林市は主要施策である「健幸のまちづくり」を進めるため、従業員やその家族の健康づくりに積極的な市内の企業を支援する「こばやし健幸づくり推進企業認定制度」を創設。4企業を認定、年度内に15企業を目指す。
 認定は健診受診率100%を目指すことが必須要件。このほか保健指導の利用率向上など市が求める9項目のうち、少なくとも一つに取り組む必要がある。認定されると健康に関するセミナー開催費や健康機器の導入費の一部が支援されるほか、健康づくりに取り組む企業として市ホームページなどで紹介される。
 13日には市役所で宮原義久市長が、合成樹脂加工のミヤザキ(山之上道廣社長)と機械製造販売のフォーカム(嶋田順一社長)に認定証を交付した=写真。
 山之上社長は「社員の健康を大切にすることは、若い人が小林に残りたくなる職場づくりにもつながる」と意欲。嶋田社長も「企業としての生産性を高めるためにも、健康づくりに取り組みたい」と話した。
 このほか認定したのは建設業の水耕舎(嶋田順一社長)と西日本ボーリング(横山剛広社長)。

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