小山田圭吾が五輪・パラ楽曲担当辞任申し入れ「様々な方への配慮に欠けていたと痛感」

小山田圭吾

過去に複数のメディアで〝いじめ自慢〟をしていた東京五輪・パラリンピックの開閉会式の楽曲担当者・小山田圭吾(52)が19日、自身のツイッターを更新。「この度の東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております。関係各所にて調整をさせて頂き、組織委員会の皆様へ辞任の申し出をさせて頂きました」とつづり、辞任する意向を明かした。

小山田は94年1月発行の「ロッキング・オン・ジャパン」と95年8月発行の「クイック・ジャパン」で学生時代に障がいのある同級生に対するイジメを行っていたと告白。国内から大きな批判が出ていたが、組織委はこの日の会見で「現在では非常に高い倫理観をもって創作活動をされているクリエーターの一人であると考えております。開会式の準備における小山田氏の貢献は大変、大きなものであり、開会式に向けて引き続き最後まで準備に尽くしていただきたい」と続投の方針を掲げていた。

小山田はツイッターで「皆様より頂きましたご指摘、ご意見を真摯に受け止め、感謝申し上げると共に、これからの行動や考え方へと反映させていきたいと思っております。この度は、誠に申し訳ございませんでした」と締めくくった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社