宮崎県内児童虐待相談1883件 依然高水準

 県は19日、2020年度に県内3児童相談所(中央、都城、延岡)に寄せられた児童虐待の相談件数は1883件で、過去2番目に多かったことを明らかにした。過去最高の19年度1953件から70件減ったものの、引き続き高水準にあり、県は市町村と役割を分担するなどして対応を強化する考え。同日の県議会厚生常任委員会(日高利夫委員長、8人)で示した。

© 株式会社宮崎日日新聞社