【東京五輪】新たに大会関連の9人陽性 選手村で4人目の感染者で競技への影響を懸念

東京五輪選手村

東京五輪組織委員会は20日、大会関連で新たに9人が新型コロナウイルスの検査で陽性になったと発表した。選手村に滞在する海外からの選手が1人、大会関係者が1人、業務委託スタッフから6人、ボランティア1人に陽性が確認されたように、大会関連のコロナ感染が止まらない。

すでに選手村ではサッカー男子の南アフリカ代表の選手2人、スタッフ1人が感染し、大半の選手を含む21人が濃厚接触者となった。20日に3人が追加調査によって濃厚接触者除外されたものの、22日に予定される日本戦に向けて開催可否が取り沙汰されているように、選手村での感染者が増えれば濃厚接触者も急造するため、競技への影響が懸念される。

23日の開幕を前に21日からソフトボール1次リーグが始まり、日本はオーストラリアと対戦するが、先行きは不安ばかりだ。

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