【マーキュリーC】酷量なんの! マスターフェンサーが2馬身差つけ2連覇 

見事に押し切って、連覇を果たしたマスターフェンサー

岩手競馬で20日行われたJpnⅢマーキュリーC(ダート2000メートル)は3角半ばで先頭に立ったJRAマスターフェンサー(牡5・角田)が2馬身差で押し切った。勝ち時計2分05秒7(良)。

酷量58キロをモノともしない会心Vに、松山は「スタートも出てくれましたし、もまれずレース運びもスムーズ。久々に強いマスターフェンサーを見せることができました」と納得の表情。前走11着から一変して連覇を達成した愛馬に、指揮官は「チャンスがあればGIにも挑戦したい。この馬には1800メートルでも長い。2000メートル以上がベスト」と語り、今後は王道路線を歩むことを示唆した。

バンクオブクラウズ2着・大野騎手「相変わらず安定して走ってくれました。4歳馬なので次に期待したい」

ヒストリーメイカー3着・藤岡佑騎手「終始、右に張る感じ。右回りの方がベターかな」

デルマルーヴル4着・岩田康騎手「いろんな意味でパワーが欲しいですが、調子が上がってきているかなと思います」

© 株式会社東京スポーツ新聞社