【U―24】濃厚接触者続出の南アフリカ 指揮官「誰がスタメンに選ばれるかわからない」

試合会場となる味の素スタジアム

南アフリカのサッカー男子代表のデービッド・ノトアネ監督が20日、日本との1次リーグA組初戦(22日、味スタ)に向けて公式会見を行った。

チーム内で選手2人を含むの3人が新型コロナウイルス検査で陽性となり、21人が濃厚接触者とされ、混乱が広がったが、濃厚接触者でも競技開始前6時間以内のPCR検査で陰性なら出場が認められるため、試合は予定通り行われる見通し。ただ、この状況では調整に狂いが生じたことは明らかで指揮官は「厳しい状況だが、ベストを尽くすしかない」と前を向くしかなった。

南アフリカメディア「SABC」によると、ノトアネ監督は19日に「われわれは毎日検査をしているため、誰が11人のスタメンに選ばれるかわからない。今回はキープレーヤーの1人が陽性となってしまったため、彼を中心にゲームプランをつくっていたが、できなくなった」と嘆いていたという。やはりベストの状態には程遠いようだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社