きょうから夏休み! 長崎県内の小中学校で終業式

担任から初めての通知表を受け取る児童=西海市立西海小

 長崎県内多くの公立小中学校で20日、終業式があり、約40日間の夏休みがスタートした。
 西海市西海町の市立西海小(95人)では、新型コロナウイルス感染症の陽性者が市内で3週間以上確認されていないことから、約3カ月ぶりに体育館で集会を開いた。藤田律子校長は「事件や事故に巻き込まれることなく、安全に健康に過ごして」とあいさつ。児童代表が「計画的に過ごしたい」「思い出ができる夏休みにしたい」などと目標を語った。
 1年生の教室では大掃除の後、マスク姿の児童が担任から初めての通知表を受け取った。宮下義健君(6)は「どきどきした。1学期はアサガオ日記を頑張ったので、夏休みは花を水につけたら何色になるのか、いろんな実験をしてみたい」と話した。
 多くの学校では、76年前、長崎に原爆が投下された8月9日に登校日を設けている。始業式は9月1日。大村市は8月26日。2学期制を採る佐世保市では9月1日に授業を再開する。

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