立憲民主党の動物愛護議員連盟は21日、東京都の小池百合子知事(69)に対して「東京オリンピック・パラリンピック競技場周辺の地域猫の確実な保護の要請」を行った。
現在の国立競技場周辺は、警備上の問題でオリパラ選手や関係者以外の立ち入りが禁止されてロックダウンの状態だ。
国立競技場の立ち入り禁止エリアの地域猫は8頭。そのうち3頭は保護されたが、残り5頭は所在がわかっていない。
同党の議連は多羅尾光睦副知事に対し、国立競技場周辺の地域猫の保護、保護できない場合は、その間の給餌を要請。塩村あやか参院議員は「ボランティアによる地域猫の餌やりがなくなっています。もう一つの問題は、地域猫は殺りくにあうんです。オリンピックが終わった後に、虐待の対象になる可能性があります。だから早く地域猫を捕まえてもらいたいです」と訴えた。
小池氏は自身のホームページで動物保護を重視している。地域猫の緊急保護はできるか。