長崎県鹿町工業チーム 最優秀賞 高校生ものづくりコンテスト九州大会 早朝と放課後の反復練習が勝因 測量部門で全国へ

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九州大会の「測量部門」で最優秀賞を受賞した(左から)永石さん、松尾さん、山口さん。右は豊村さん=佐世保市、鹿町工業高

 佐世保市鹿町町の県立鹿町工業高(金子哲次校長、367人)の3年生3人のチームが、「第20回高校生ものづくりコンテスト九州大会」の「測量部門」で最優秀賞を受賞した。11月13、14日に神奈川県で開かれる全国大会に九州代表として出場する。
 九州地区工業高校長協会が主催し、4日に福岡県で開かれた。測量部門には、県大会で選出された九州沖縄各県の8校8チームが出場。グラウンドに設けた5カ所のピンを、3人1チームで測量し、五角形の内角を測定した精度や作業時間を競った。
 メンバーは永石大吾さん(17)と松尾海輝さん(17)、山口星樹さん(17)。1年生の頃から授業や「土木技術部」で練習を重ねてきた。昨年はコロナ禍で県大会などが中止だったため、本年度が初めての出場だった。
 3人は、県大会(6月)前の4月から、土日祝日を含めて早朝に行う“鬼の朝練”と放課後の特訓で、誤差が1ミリになるまで何度も繰り返し練習をしてきた。県大会終了後も九州大会に向けて継続。同大会での勝因も、この反復練習だと3人は口をそろえる。
 山口さんは「最優秀はうれしかったけど、全国大会に向けてまた練習が始まると思うとしんどい」と本音をこぼしつつ、「全国でも練習通りの力を発揮したい」と意気込みを語る。顧問の豊村洋文さん(38)は「本校は2016年に九州初の全国優勝を、18年には準優勝を獲得している。今年は18年のリベンジをかけて全国Vを狙いたい」と話した。