SDGsで「できること」 東彼杵町民に啓発 県立大佐世保校経営学科

ステッカー作成、ホームページで紹介

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「東彼杵町でできるSDGs」をステッカーで掲示する学生=東彼杵町役場

 県立大佐世保校経営学科の学生が、東彼東彼杵町で持続可能な開発目標(SDGs)の啓発、推進に取り組んでいる。SDGs達成に貢献している町内事業所にステッカーの掲示を依頼し、具体的な内容を紹介するホームページを制作。町は「若者の活動が刺激となり、町民の意識も高まる」と期待する。
 同学科の講座「地域と企業演習」の一環。学生12人がSDGs推進とそのぎ茶普及の2グループに分かれ、役場職員や茶業関係者らと意見を交わしながら、地域活性化の提案と実現に向けて準備してきた。
 SDGsグループは、町内の企業や飲食店、市民団体を回り、SDGsが掲げる17項目について調査。すでに達成している項目のステッカーを掲示してもらい、ホームページで紹介することにした。飲食店「海月食堂」はごみ削減の取り組みが「作る責任・使う責任」、「道の駅 彼杵の荘」は農産物を直接集荷する活動が「全ての人に健康と福祉を」に該当する。これまでに町内の7事業所・団体が応じた。
 さらに「東彼杵町でできること」として項目別の具体的な行動を記したステッカー17種類も作成。町役場などの公共施設に掲示し、町民に意識してもらうようにした。3年の樋口七星さん(21)は「簡単にできることばかりなので、少しずつでも取り組んでもらえるとうれしい」と話した。
 新商品開発グループは、緑茶、抹茶、玄米茶など5種類の茶葉を一つにパッケージした「そのぎ茶キッス」を企画した。茶葉になじみのない若い世代が気軽に試せるように、リーフとティーバッグの2種類を準備。包装紙の裏に「おいしい入れ方」を掲載するなど工夫を凝らした。今月30日まで、同町のソリッソリッソと同大生協で限定販売する。900円。田渕奈穂さん(20)は「若い世代に向けていろいろなアイデアを詰め込んだ。反応が楽しみ」と話している。