【東京五輪】海外メディアに大不評! コカ・コーラ1本280円に「リアルぼったくり」の声

MPC内の自販機のコカ・コーラは1本280円

開幕直前にゴタゴタが続く東京五輪。開会式前日にも解任騒動が持ち上がるなど難題続きだが、東京・江東区のメインプレスセンター(MPC)では海外メディアが驚愕する〝ある現象〟が起きている。食べ物、飲み物の異常な値段設定だ。

MPC内のレストランで提供される1600円のハンバーガーセットはフランス人ジャーナリストが写真付きでツイッターに上げ、そのクオリティーの低さが話題となっているが、飲み物も負けていない。MPC内の自動販売機およびレストランでは500ミリリットルのコカ・コーラがなんと280円! この強気の値段設定には「最高位のスポンサーなのに…」「これがリアルなぼったくり」との声が飛び交う。

コカ・コーラと言えば、茨城県鹿嶋市のカシマサッカースタジアムで観戦する児童の保護者に対し、一部の学校が同社製ペットボトルを持ち込むよう呼び掛けて大問題となったばかり。その後、持ち込む飲料はメーカーを問わず、ペットボトルのラベルを剥がす必要もないことが発表されているが、五輪にはびこる〝スポンサーファースト〟を強く印象付ける騒動となった。

ちなみに500ミリリットルのコカ・コーラはディズニーランドでも200円。自販機の前を通るたびに、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の異名〝ぼったくり男爵〟が頭に浮かんでしまう。

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