中日・ビシエド 衝撃の青髪! 与田監督「僕にもやってくれなんて言わないでね」

髪の毛を青く染めた中日・ビシエド

中日のダヤン・ビシエド内野手(32)が23日、バンテリンドームで行われた全体練習にドラゴンズブルーに染めた奇抜なヘアで登場した。

チーム内の度肝を抜いて「気分転換でやってみたかった。最初はみんなびっくりしていたが『いい感じだよ』と笑ってくれた。もし似合わなかったらスキンヘッドにするつもりだったよ」といたずらっぽく笑う。

22日にアナイス夫人に頼み込み、次男のブライアン君(6)と同じ色に染めてもらった。2017年に金髪に染めて以来、来日2度目のイメチェンだ。

チームは前半戦を借金10の4位で折り返し、貧打が深刻な状態。主砲として打線をけん引するビシエドは明るく髪を染めた理由について「チーム全体が、これで何か変わったり、良くなってくれれば。みんなが笑ってくれたのでリラックスしてくれたら、色を塗った意味がある」と力説する。

与田監督は「びっくりしたよ(笑い)。『ハーイ!』って来たから『うぉー』って。ドラゴンズブルーだね。僕にもやってくれなんて言わないでね(笑い)」と感想を述べた。

その上で、髪色をドラゴンズブルーに染めたビシエドの男気について指揮官は「やっぱり勝ったら明るいかもしれないけど、負けてどんどん暗くなったりとか、そういうことが一番良くないので。うまくいかないときほど、みんなでしっかりしていかないといけない。なんかタンケ(ビシエドの愛称)のそういう心意気は感じている」と最敬礼する。

今回、ビシエドは期間限定の予定で「またシーズンに戻ったら黒色に戻す」と言うが、後半戦もドラゴンズブルーのままで戦った方がチームのムードも明るくなりそうで…。果たしてどうなるか。

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