まさかの〝アディショナルタイム〟突入だ。東京五輪の開会式が23日、国立競技場で行われ、各国選手団の入場行進などで17日間の始まりを告げたが、終了予定時刻を過ぎてしまう事態になってしまった。
式典は午後8時にスタートし、入場行進のほかに様々な企画を実施して午後11時30分終了予定だった。しかし、午後11時前に始まった大会組織委員会の橋本聖子会長(56)が約6分間、IOCのトーマス・バッハ会会長(67)が約13分間のロングスピーチを繰り出したことで、徐々に〝雲行き〟が怪しくなる。そして、本来終了するはずだった11時30分ごろ、聖火点灯のセレモニーが行われ、11時50分ごろ終了した。