東海大相模が新型コロナ陽性17人で辞退 甲子園春夏連覇ならず 門馬監督最後の夏終わる

センバツで優勝し優勝旗を授与される東海大相模の選手たち

神奈川県高校野球連盟は24日に今春の選抜大会を制した東海大相模が全国高校野球選手権大会の出場を懸けた神奈川大会への出場を辞退したと発表した。甲子園の春夏連覇の夢は途絶えた。

登録メンバーのうち17人が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、野球部が活動禁止となったため。同日予定されていた準々決勝で対戦予定だった藤沢翔陵の不戦勝となった。

1999年から同校の指揮を執り、春夏の甲子園大会で計4度の優勝に導いた門馬敬治監督(51)は今夏限りでの退任を表明しており、〝最後の夏〟を思わぬ形で終えることになった。

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